アンコールのブログ

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アンコール通信 Vol.4 – 保育士試験対策について

update:2021.10.26

ピアノを活かせる仕事のひとつに、保育士が挙げられます。
子どもの歌の伴奏などでピアノを弾くことがあるため、選択制ではありますが、保育士の検定試験ではピアノの実技試験もあるようです。

今回のアンコール通信では、保育士の検定試験をテーマにお伝えします♪

◆保育士になるには◆
アンコールには、保育士になるために受験するピアノの実技試験の対策として、ピアノを習っている生徒さんもいます。

ちなみに保育士の資格を得るには、保育系の学校を卒業するか、資格試験に合格する必要があります。

保育士の資格試験は、筆記試験で合格したあと実技試験を受ける必要があり、次の3科目のうち2科目を選択することになっています。
※実技試験免除制度有

①音楽に関する技術
②造形に関する技術
③言語に関する技術

実技試験で①を選んだ場合、さらに使用する楽器をピアノ・ギター・アコーディオンより選択し、課題の2曲を演奏しながら歌います。
ピアノを弾きながら歌を歌うという、保育士として必要な演奏の技術が求められます。

◆アンコール流♪保育士実技試験対策◆
保育士の実技試験に向けてどのようにピアノを練習をするとよいのか、独学ではなかなか難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。

アンコールでは生徒さんの技術に合わせて、次のようなレッスンを行っています。

【階名で歌う】
課題曲の歌詞をドレミで歌う

【音階を弾く】
シャープ♯やフラット♭3つまでの調の音階を弾く

【コード進行を弾く】
両手でコード進行(カデンツ)を弾く

【表情豊かに歌う】
ピアノ伴奏の難易度を下げ、表情豊かに歌うことを意識しながら弾く

【雰囲気を変えて演奏する】
元気な曲とゆったりとした曲が課題としてあった場合、それぞれ雰囲気を変えて弾き歌う

【演奏を聴いてもらう】
課題曲が仕上がってきたら、直前対策として他の生徒さんの前で演奏

このほかにも、保育士の筆記試験では専門的な音程や移調に関する問題も出題されるため、希望があれば音楽理論に向けた指導も行っています。
楽典について学ぶことで、合格点に届く可能性が広がりそうですね。

◆生徒さんの話◆
保育士の実技試験のレッスンを受けていた生徒さんの話を伺うことができました。

◎Kさん
Kさんは、ピアノを弾くのが全くの初心者でした。
そのため、保育士試験の実技試験に向けて、通常より早めの1年前よりレッスンをスタートさせました。
ピアノを基礎から学び始め、着々と上達しています。

◎Mさん
Mさんは、高校3年生の時に初めてピアノを習いました。
短大の入学試験で弾く曲が決まっていたので、まずは課題曲の練習からスタート。
短大に入学してからは、ピアノの授業に沿った練習のほか、保育士になったときに必要な弾き歌い、歌の伴奏を弾く練習にも取り組んでいました。
保育士になってからも、日々の保育のためや、生活発表会や卒園式で伴奏する曲などを学んでいます。

先生によれば、保育士という職業柄、明るく朗らかな印象を与えることができれば、音程や伴奏の出来栄えはそれほど気にしなくても大丈夫とのこと!
ピアノ初心者であっても、明るく大きな声で歌い、堂々と演奏できれば合格への希望が見えてくるでしょう♡

◆保育士実技試験のワンポイントアドバイス◆
保育士実技試験に向けて、先生からアドバイスを頂きました!

「筆記試験が終わってから、実技試験の対策として慌ててピアノを習いに来られる方が多いようです。
もう少しゆとりを持って試験に臨めるよう、少なくとも実技の3ヶ月くらい前から準備することをお勧めします!」

「日々のピアノの練習もとても大切ですが、本番に強くなる秘訣は色んな方に演奏を聴いてもらう事です!
合格に向けて一緒に頑張りましょう!」

保育士の実技試験に少しでも不安のある方は、アンコールで楽しくレッスンをしながら合格への道を歩んでみませんか?

◆先生からひとこと◆
*小森先生より
「ここ最近は、生徒さんとコロナワクチンの副反応の体験談などを交えながら、楽しくレッスンしております。
寒くなってきましたので、体調管理には十分に気を配りながら乗り切りましょう!」

*安江先生より
「だんだんと寒くなってきましたので、練習の前後に手首や指のストレッチを忘れずに行うようにしてくださいね!」

*高橋先生より
「ご自宅のレッスンでは準備体操として、スケールやアルペジオを1回でも弾いてからレパートリー曲の練習に取りかかると、指の動きがスムーズになると思いますので是非✨」

◆お願い◆
緊急事態宣言も解除となり気が緩みがちかもしれませんが、引き続き新型コロナ感染予防のために、手洗いやうがい、消毒などのご協力をお願いいたします。

教室のペーパータオルやハンドソープがなくなりそうになると、持参してくださる方がいます。
ありがとうございます!なるべく在庫がなくならないように気をつけます。

今後も、先生からの話を中心にお伝えしていきます。
アンコール通信で取り上げて欲しいテーマなどがあれば、気軽にお知らせくださいね♪

初心者必見!電子ピアノの選び方

update:2021.10.02

ピアノを習い始めれば、自分の鍵盤楽器が欲しくなるでしょう。
電子ピアノはアップライトピアノよりも軽量なので、自宅に気軽に設置しやすいかもしれません。
とはいえ、さまざまな仕様の電子ピアノが販売されているため、何を基準にして選べばよいのか迷いますよね。

ピアノ初心者であれば、そもそも電子ピアノについて全くわからないという方もいるでしょう。
まずは、電子ピアノのメリットについてまとめました。

🎵電子ピアノのメリット
アップライトピアノやグランドピアノなどと比べて、電子ピアノは軽量であること以外にも次に挙げるような利点が挙げられます。

*** ヘッドホンを使用できる ***
ほとんどの電子ピアノは、ヘッドホンを使用できるようになっています。
そのため、集合住宅でも隣近所を気にせずに弾けるでしょう。
また、夜間でも音漏れの心配がなく、時間を気にせずピアノの練習ができることも嬉しいポイントです。

*** 移動がラク ***
一般のピアノでは一度決めた設置場所を変えることは困難ですが、電子ピアノであれば卓上でも使えるようなコンパクトなものもあり、比較的ラクに移動させることができます。
スタンドの取り外しができて持ち運び可能な電子ピアノであれば、場所を選ばず演奏が楽しめそうですね。

*** リーズナブル ***
とりあえず鍵盤楽器が欲しいと考えているのなら、電子ピアノはアップライトピアノなどに比べてリーズナブルなものから揃っているので、気軽に購入できるでしょう。
電子ピアノは比較的安価なだけでなく、一般のピアノのように定期的な調律なども不要です。

*** メトロノーム付 ***
ほとんどの電子ピアノには、メトロノームが内蔵されています。
ピアノを練習するにあたり、早いうちから一定のリズムで弾けるように訓練をしておくと、テンポが乱れることなく心地よい音楽を奏でられるようになるでしょう。

*** 録音機能付 ***
ほとんどの電子ピアノには、演奏をその場で録音できる機能もついています。
自分の演奏を振り返ることで改善点に気付けたりするので、上達への近道になりそうですね。

🎵初心者が電子ピアノを選ぶポイント
それでは、ピアノ初心者の方はどのような点に気を付けて電子ピアノを購入するとよいのでしょうか。

*** 鍵盤のタッチ ***
電子ピアノにより、鍵盤を触ったり弾いたりしたときの感触は違うものです。
なかには本物のピアノに近い感覚で弾ける電子ピアノもあるので、実際に店頭で試し弾きしてみるとよいでしょう。

*** 鍵盤数 ***
電子ピアノにより、鍵盤の数は61鍵・71鍵・73鍵とさまざまですが、一般的なピアノは88鍵で統一されています。
そのため設置場所などに問題がなさそうであれば、88鍵の電子ピアノを選ぶことで、ピアノレッスンに差し障りなく練習を進めることができるでしょう。

*** ペダル搭載 ***
ピアノのレッスンを続けるなかで、この先あらゆる曲が弾けるように練習を積むことでしょう。
ペダルがあれば演奏の幅が広がるので、ペダルが搭載されている電子ピアノを選ぶことをおすすめします。

🎵自分に合った電子ピアノを購入しよう
あらゆる機能が搭載されている、電子ピアノ。
複数の音色で弾くことができたり、デモ演奏機能がついていたりするので、楽しみ方が広がりそうです。

デザインもさまざまなので、部屋のインテリアとの調和を考えながら選んでもよいかもしれません。
どのような仕様であれば練習を続けやすいかという点にも着目しながら、自分に合った電子ピアノに巡り合えるとよいですね。