アンコールのブログ

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秋の発表会とショパン国際ピアノコンクールの余韻♪

update:2025.10.26

風が心地よく感じられる季節ですね。
この秋は生徒さんの発表会など、日々の練習の成果に触れる中で思わず心が動く瞬間もあり、
さまざまな刺激を受けることができました。

秋の発表会を終えて

アンコールでは年に2回発表会を開催しています。
日常の忙しさの中で練習を重ね、この日のために準備をしてきた生徒さん。
ステージの上では、それぞれの想いをこめた演奏が響きました。

打ち上げで乾杯!

終演後の打ち上げも、毎年恒例のお楽しみ。
普段はなかなか顔を合わせることのない生徒さん同士が、音楽以外の話も交えながら大盛り上がり!
緊張から解放された柔らかな笑顔が印象的で、音楽を通してつながる温かな輪を感じました。

発表会は、音楽を通して人と心が通い合う特別な時間なのだと改めて感じました。

『ショパン国際ピアノコンクール』を観て

5年に一度、ポーランド・ワルシャワで開催される『ショパン国際ピアノコンクール』は、世界でもっとも権威のあるクラシック音楽コンクールのひとつです。
若いピアニストたちがショパンの作品だけで競い合い、その解釈と音楽性を世界に示す舞台として、多くの音楽ファンが注目しています。

今年は、テレビの大画面越しにリアルタイムで鑑賞できたこともあり、まるでその場にいるような臨場感を味わえました。
友人とも連絡を取り合いながら「今の演奏、素晴らしかったね!」などと感動を共有できたことで、より有意義な時間となりました。

牛田智大さんの再挑戦

なかでも私が注目していたのは、日本を代表する若手ピアニスト・牛田智大さんです。
前回よりも一歩進んで三次予選に進出!
ファイナルでのコンチェルトも聴きたかったという気持ちはありますが、ステージでの彼の演奏からは成熟した音楽性と静かな情熱が伝わってきました。

世界で輝く日本の若手ピアニストたち

今回の国際コンクールでは、日本から桑原志織さんと進藤実優さんの2名がファイナルへ進出しました。

今年のファイナルは、これまでのピアノ協奏曲に加えて、《幻想ポロネーズ》の演奏も課題に加わるという新しい形式で行われました。
より幅広い音楽性と表現力が求められる中、お二人は堂々とそのステージに臨まれました。

桑原さんは、気品あふれる音色と豊かな表現力で聴衆を魅了し、見事4位に入賞。
世界の舞台でも安定感のある演奏で、多くの聴き手に深い感動を与えました。
一方の進藤さんは、情熱と力強さを兼ね備えた演奏で存在感を放ち、
ファイナルでもその魅力を存分に発揮していました。

10年越しに悲願の優勝

そして今回の優勝は、アメリカのエリック・ルーさん。10年ぶりのリベンジを果たしての栄冠でした。
体調不良が危ぶまれたものの、音がまるで心に語りかけてくるような素晴らしい演奏。
鍵盤のタッチも息をのむほど美しく、静けさの中に深い情熱があり、私もすっかり心を奪われてしまいました。

世界の第一線で活躍する若手ピアニストたちの姿は、私たちにとっても大きな刺激になりますね♪

体験レッスン受付中

季節の変わり目は、新しいことを始める絶好のチャンス!

「ピアノを弾いてみたい」
「音楽をもっと身近に楽しみたい」

という方は、ぜひお気軽に体験レッスンにお越しください。
皆さまの“音楽の秋”が、心豊かな時間となりますように♪